昭和50年代に江戸川区内出身の障害のある方を雇用しておりました。
時計や数字が読めなかったり、片腕の筋力が弱く湯呑みがうまく運べなかったりと、人によって様々な障害を抱えていました。 会社だけでなく本人のご家族の方にも協力していただき、手厚くフォローしていきました。従業員が仕事帰りによく利用する銭湯などにも私自ら足を運び、あらかじめお店の人に何かあった時は手助けしていただくようお願いして回るなど、業務に関することだけでなく日常生活をする上で大切な基礎の部分もしっかりと面倒を見ました。
今では一緒に働いている従業員の方々の方がそのことを理解してくれています。時には叱咤激励をし、包んであげるところは包んであげる。本人、家族、会社が一体となって努力して障害を乗り越え、業務に支障のない程度までに仕事ができるようになりました。